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   最近では、農薬・化学肥料=悪で、無農薬・無化学肥料=善という簡単な図式で括られることが多くなってきており、違和感を感じることがあります。確かに、農薬や化学肥料を使用した慣行農法には、人の健康の問題だけでなく、多岐にわたる様々な問題を内包していますが、農業全体のおかれている現状からするといたしかたない部分も多々あり、それ以外の選択肢がない、或いはそうせざるを得ない生産者も沢山います。皆さんそれぞれに事情があり、どちらが善でどちらが悪という簡単な図式では括ることは出来ません。どちらも全体を構成している一部に過ぎないと考えています。野菜作りの本質は何だろうと真剣に考えた時に、私達が辿り着いた一つのやり方が、たまたま「農薬も化学肥料も使わない」というやり方だっただけです。毎日、無農薬の野菜や有機野菜を食べることはもちろん素晴らしいことではありますが、そんな人はごく僅かで、殆ど居ません。(もちろん我が家も!)  

 
 
 
 “panの森”は1998年、農業を生業としていた祖父母から譲り受けた小さな畑から始まり、現在は約8反の畑で少量多品目の野菜を生産・販売しております。じいちゃん、ばあちゃんの農的知恵を出来るだけ継承し、自然の摂理を大事にしながら「全体と調和」していくことを心掛けています。

 ハウス栽培を一切行わず、雨、風にさらされながらたくましく育った旬の作物だけを出荷しています。冷夏や長雨などの影響で満足な収穫が得られない年もありますが、悪天候や病害虫にもそれなりの必然性があるものと考え、なるべくヒステリックに反応しないようにしています。肥料は最小限に抑え、微生物で発酵させた自家製堆肥を使用し、農薬、化学肥料は一切使用しておりません。
 


 
 “panの森”では一年に一回位は無農薬の野菜を食ってみようか…というような人にも気軽に購入していただけるようにしたいと思っています。「大きくなーれ、おいしくなーれ!」と愛情込めて育てた旬の野菜を安心してお召し上がりください。

 さて、屋号である「panの森」の“pan”って食べるパンですか?という質問をたくさんいただきます。その都度「これはギリシャ神話に出て来る豊穣を司る牧神で…云々」という面白くも何ともない説明を延々するのですが、本当の理由は限りなく単純で、大好きなミュージシャンの Mike Scott (THE WATERBOYS) の曲にも度々登場することから、農園を始めた時、「音楽と豊穣を司る牧神=panが行き交う森のような畑にしたい」という想いから名付けました。