license to kill
2010-01-27 20:53:24
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雑記
昨夜、珍しくテレビをつけてニュースなんぞを見る。
自動車部品工場の派遣切りにあって、職と住まいを失い路上生活に追い込まれた男性が、民間支援団体の支援を受けて社会復帰を目指すというもの。
結論から言うと、男性は復帰を目指している最中に病に倒れ、亡くなられた。41歳。
ブラウン管の「向こう側」と「こちら側」に分け隔てられる可能性は誰だって五分五分だと思う。明日のハイチは我が身だよ。たまたま「こちら側」にいるだけの話。
確かに彼の目からは「覇気」や「輝き」みたいなものは感じられなかった。それが自分自身の人生の選択の中で自分が引き寄せたものなのか、或いはどうにも抜け出すことができない負の連鎖や闇の渦の中で形成されたものなのかは、俺には分からない。
でも、生死を彷徨う人間や崖っぷちの人間に、前者の論理を持ちだすのはあまりに酷だと俺は思う。人にはそれぞれ事情があって、本当に負の連鎖や闇の渦から抜け出せない人だっている。想いや努力でどうにでもなることもあるが、どうにもならないこともある。
支援している人たちはそういう「個人の責任」みたいなものは問うてはいなかった。それを「甘い」ととるか「愛」ととるか?亡くなった彼は「このご恩は一生忘れません」と言っていた。彼にとってそれは紛れもなく「愛」だったんだと思う。
「滑り台社会」と言われようがなんだろうが、最後に救い上げてくれるのは、愛を持ち合わせている「個人としての人間」でしかない。
当事者以外の人間が「自己責任」とか言うのは検討はずれだよ。「自己責任」っていうのは当事者の側から「私にも責任があります」と発せられた時だけに許されるものだ。他人が、ましてや政治に携わる人間の立場が当事者に向かって言うべきことではない。その前に、こういう人たちが溢れかえっている状況に対し、政治家としての責任があると思いますぜ。
人間は地球を支配しているので、
何でも好きな事が出来ると考える
物事がすぐに変えられなければ自分で変えてしまう
人間は自らの破滅をもたらした
最初の一歩は月に行くことだった
僕の町内に一人の女がいる
彼女はただ座っている、夜のしじまの中で
彼女は言う、誰が人間から「殺害許可証」を取り上げるのか?
彼らは彼を連れて行き、教え込む
人生に対処できるように仕込む
そして最後には必ず病に倒れる道を行かせる
彼らは勲章と共に彼を埋葬し
彼の死体を売る、中古車を売るように
僕の町内に一人の女がいる
彼女はただ座っている、丘に向かって
彼女は言う、誰が彼から「殺害許可証」を取り上げるのか?
彼の破壊の衝動はとても強い
彼は恐れ、混乱している
彼の頭は巧妙に歪曲され
彼が信じるのは自分の目だけ
だが、彼の目は真実を伝えない
僕の町内に一人の女がいる
ぞくっとするような冷気の中に座り
彼女は言う、誰が彼から「殺害許可証」を取り上げるのか?
あんたはうるさい人、楽しい人
つれない人、さびしい人かもしれない
あらゆる手段を尽くすかもしれない
ひょっとしたら劇の中の俳優かもしれないし
単なる俳優に過ぎないのかもしれない
自分の誤りにはっきりと気付くまでは
彼はよどんだ水溜りの祭壇で礼拝し、
水に映る自分の姿を見て満足する
人間には公平さなんて少しもない
すべてを欲し、しかも自分のやり方で欲する
僕の町内に一人の女がいる
彼女はただ座っている、夜のしじまの中で
彼女は言う、誰が人間から「殺害許可証」をとりあげるのか?
BOB DYLAN/LICENSE TO KILL
自動車部品工場の派遣切りにあって、職と住まいを失い路上生活に追い込まれた男性が、民間支援団体の支援を受けて社会復帰を目指すというもの。
結論から言うと、男性は復帰を目指している最中に病に倒れ、亡くなられた。41歳。
ブラウン管の「向こう側」と「こちら側」に分け隔てられる可能性は誰だって五分五分だと思う。明日のハイチは我が身だよ。たまたま「こちら側」にいるだけの話。
確かに彼の目からは「覇気」や「輝き」みたいなものは感じられなかった。それが自分自身の人生の選択の中で自分が引き寄せたものなのか、或いはどうにも抜け出すことができない負の連鎖や闇の渦の中で形成されたものなのかは、俺には分からない。
でも、生死を彷徨う人間や崖っぷちの人間に、前者の論理を持ちだすのはあまりに酷だと俺は思う。人にはそれぞれ事情があって、本当に負の連鎖や闇の渦から抜け出せない人だっている。想いや努力でどうにでもなることもあるが、どうにもならないこともある。
支援している人たちはそういう「個人の責任」みたいなものは問うてはいなかった。それを「甘い」ととるか「愛」ととるか?亡くなった彼は「このご恩は一生忘れません」と言っていた。彼にとってそれは紛れもなく「愛」だったんだと思う。
「滑り台社会」と言われようがなんだろうが、最後に救い上げてくれるのは、愛を持ち合わせている「個人としての人間」でしかない。
当事者以外の人間が「自己責任」とか言うのは検討はずれだよ。「自己責任」っていうのは当事者の側から「私にも責任があります」と発せられた時だけに許されるものだ。他人が、ましてや政治に携わる人間の立場が当事者に向かって言うべきことではない。その前に、こういう人たちが溢れかえっている状況に対し、政治家としての責任があると思いますぜ。
人間は地球を支配しているので、
何でも好きな事が出来ると考える
物事がすぐに変えられなければ自分で変えてしまう
人間は自らの破滅をもたらした
最初の一歩は月に行くことだった
僕の町内に一人の女がいる
彼女はただ座っている、夜のしじまの中で
彼女は言う、誰が人間から「殺害許可証」を取り上げるのか?
彼らは彼を連れて行き、教え込む
人生に対処できるように仕込む
そして最後には必ず病に倒れる道を行かせる
彼らは勲章と共に彼を埋葬し
彼の死体を売る、中古車を売るように
僕の町内に一人の女がいる
彼女はただ座っている、丘に向かって
彼女は言う、誰が彼から「殺害許可証」を取り上げるのか?
彼の破壊の衝動はとても強い
彼は恐れ、混乱している
彼の頭は巧妙に歪曲され
彼が信じるのは自分の目だけ
だが、彼の目は真実を伝えない
僕の町内に一人の女がいる
ぞくっとするような冷気の中に座り
彼女は言う、誰が彼から「殺害許可証」を取り上げるのか?
あんたはうるさい人、楽しい人
つれない人、さびしい人かもしれない
あらゆる手段を尽くすかもしれない
ひょっとしたら劇の中の俳優かもしれないし
単なる俳優に過ぎないのかもしれない
自分の誤りにはっきりと気付くまでは
彼はよどんだ水溜りの祭壇で礼拝し、
水に映る自分の姿を見て満足する
人間には公平さなんて少しもない
すべてを欲し、しかも自分のやり方で欲する
僕の町内に一人の女がいる
彼女はただ座っている、夜のしじまの中で
彼女は言う、誰が人間から「殺害許可証」をとりあげるのか?
BOB DYLAN/LICENSE TO KILL

