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今年も、市内及び近郊の定期配達便「季節の野菜delivery」と、web通販の「季節のやさい箱」、本当にたくさんのご利用ありがーございました。

配達先の多くは、小学生以下の小さいお子さんがいるご家庭でした。最後まで野菜の内容を選べない理不尽さにお付き合いいただくのは、大変だったかと思います。

通販も、沖縄を含め、四国、九州、全国津々浦々から。毎年購入して下さる方、家族や友人等への贈り物としてご利用なさる方、放射線量の高い地域に住む友人や家族へ送られる方、またはそこに住む人達から。

僕も通販はよく利用します。殆どがCDだったりしますけど。素性の分からないアーティストのCDを買う時などは、それなりの覚悟がいります。嗅覚とか選球眼とかがなければ、高い授業料を払わなくてはならないときも多々あります。

内容、クオリティ、彩り、価格、梱包、包装、エトセトラ。高い授業料を払わされたなーと思われていたら、、、とたまに思います。(以外に小心者)

世の中は簡易包装が主流となっているようです。肝心のブツのクオリティがよければそれで、というのもアリだとは思いますが、僕はあんまり馴染めません。過剰な梱包や包装は何もいりませんが、梱包や包装にだって、愛とか情熱とか無意味な根性とかは詰め込めると思うのです。

僕にとって簡易包装とは、ジャケットのないダウンロードの曲の切り売りのようで、モノを届ける、受け取るということに、ある種の「物語」を感じていたいのです。

てな訳で、朝起きると遠くの山々は毎日白く雪化粧していて、あっと言う間に冬が来ました。

主要な販売は終了しましたが、直売所では畑では白菜やカリフラワー、ニンジン、ネギなどもまだ採れています。ジャガイモ、サツマイモなどもあるので暇な人は是非どーぞ。

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オレンジ色のカリフラワーもあるよん。茹でても色は変わりません。

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白菜。みんな「うそー」と言うけど、生でも美味しくいただけます。

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晩秋のコタロウ。

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飼い主同様、寝相悪過ぎ。

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相馬・南相馬回想録 最終回

11/4(日)6:00

チェックアウトギリギリの11:00まで爆睡かと思いきや、朝6:00に目が覚める。

朝早く、相馬の街を散歩してみる。空は何処までも青く、澄み切っていた。

とあるお寺で、プロジェクトのメンバーによる「芋煮会」に参加させていただく。

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お寺には震災で亡くなられた多くの方々が眠っている。写真を拝見させて頂き、本堂で手を合わせる。

12月に行なわれる、相馬の子供たちを対象とした音楽祭のため、プロジェクトのメンバー、地元スタッフ、全国からの援軍が集まっていた。

地元の教育委員会の方や教師と思われる方々、お役所関係と思われる方々など、多種多様な人種が集まっていた。

このプロジェクトが、単に過剰な情熱を有する音楽好きの集団をはるかに超えて、ニンゲンとして大切なことを共有し、街に受け入れられ、根付いているのだなと思った。

女性群はキビキビと働き、地元の「芋煮」や食事が次々と運ばれる。

僕らは、20:30の青森発のフェリーに乗船するため、14:00に一足先にそこを出発しなければならなった。

お世話になった皆さんにご挨拶をし、旧知の仲間に手荒いお見送りを受けて、相馬を後にした。

それぞれに去来するものがあったのか、しばらくの間は皆無言だった。

誰からともなく口を開き、濃厚な2日間を語りだし、自分達の街や対岸にある大間のことを話しだした。

ガイガーカウンターの数値は、北上すると共に下がって行く。同時に、安堵する気持ちとやり切れなさが交錯する。

11/5(月)0:30

フェリーから下船し、同行した仲間と握手を交わす。

「何とかしなければ」という決意に溢れた握手だったと思う。

僕らが自費出版した小冊子のエピローグに、僕はこう書いた。それは今回、相馬・南相馬を訪れてみて、何も変わることはなかった。

3.11以降、最も多く聞かれた言葉の一つ、「自分にできることを」。
慌しい毎日に忙殺されながら、僕自身の半径5㍍をこなすだけで精一杯の日々の中で、「自分にできること」が、いつしか「自分はこれしかできない」という「エクスキューズ」に変わる瞬間を何度も感じてきた。
巨大なブラックホールのようなこの世の闇と自分自身との狭間で、何度も心が折れる瞬間。とあるニンゲンに、「心が折れるのだとしたら、それは予め自分が用意していたエクスキューズ以外の何物でもない」と言われた瞬間、僕は何処に向かって舵を切るべきか気付かされたような気がした。
「MY LIFE IS MY MESSAGE」の発するヴァイブレーションは、僕の中にある「エクスキューズ」に、時に容赦なく、時に優しくど真ん中を射抜いてくる。
思えば、山口 洋(HEATWAVE)の音楽はいつだってそうだった。
「MY LIFE IS MY MESSAGE」@函館を終えて、僕は自分自身に対してひとつの命題を課した。
それは、「無理のない範囲で」という言葉を自分自身に対して使わないこと。心血を注ぎ、必死こいて生きている人に対しての思いやりとリスペクトとして、思慮のある使い方をすべきだということ。
何より、自分が他人に対してその言葉を使えるようにようになるためにも、自分自身が心血を注ぎ、必死こいていかなければならない。
本当の意味で「自分にできること」。
「MY LIFE IS MY MESSAGE」は、その問いかけそのものだと、そんな気がしている。

余談だけど、同行した小野某は、結局のところ帰りの道中も一度も運転変わりましょうかと口にしなかった。日頃の恨みは恐ろしい。

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相馬・南相馬回想録 その3

本日も労働の一日。

昨日の土曜日で今年の出張販売は終了しました。これまで足を運んでくれたみなさんへ、心より感謝いたします。ありがとー。

ジャガイモ、さつまいも、カリフラワー、白菜、ネギ、ニンジン、タマネギ、ルッコラ、パプリカ、ニンニクなどは、まだまだあります。お時間のある方は直売所までどうぞ。雨の日以外は開けてます。ちなみに、冬の常備野菜としてジャガイモ、さつまいもなどを大量に購入される方にはディスカウントしておりますので、お問合せ下さい。

さて、本日も相馬・南相馬回想録の続き。

11/3(土)18:00

開演前の1時間で我々のブツは、沢山の人に手にしてもらった。何だか不思議な光景だった。

お客さんには「そうまかえる新聞」号外とともに、我々函館チームが自費出版した小冊子も折り込んで頂いた。

ほぼ、オンタイムで、「LIVE FOR SOMA CITY Vol.2」仲井戸麗市&山口 洋のライブがスタート。

前売りは80席は完売、全国からの援軍&地元スタッフも含めると100人以上はいただろうか。

ライブに関しては詳しく書いてもしょうがない。つーかね、それは言葉で形容するもんでもない。

最後のお客さん全員のスタンディングオベーションが、全てを物語っていた。

あえて言うなら、そこには音楽以前の問題として、ニンゲンとしての然るべき態度があったし、それ故に音楽を越えたものに溢れていたし、音楽そのものでもあった。

ライブ終了後は、アフターパーティーも用意されていた。

たくさんの人とたくさんの言葉を交わした。ほとほと困難な日々でも、誰一人諦めてはいなかった。自分以外の誰かを思い、大切にし、情熱を持ち続け、それを循環させ、ともに未来を作ること。

一睡もせずに相馬まで辿り着いた割には、まるで眠気は襲ってこなかった。相馬名物、日本酒攻撃にも耐え、アホ過ぎる人達の宴は3:00過ぎまで続いた。

たくさんの人たちとハグを繰り返し、ホテルに戻る。

南相馬の小高地区と函館、ギラついていたいたけど、何も出来ずに自分自身に翻弄され続けた20代、自分を立て直すことが全てのエクスキューズに摩り替わり、大切なことを隅に追いやってきた30代、様々な思いが交錯して、すぐには眠れなかった。

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函館からの看板も、然るべき場所でまた息を吹き返しました。

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相馬・南相馬回想録 その2

明日は、「tombolo」にて今年最後の出張販売です。どーぞ、よろしく。


さて、相馬・南相馬回想録の続き。

僕らが今回、相馬・南相馬を訪れた大切なミッション。ライブ会場で、我々の生産物を販売すると言うこと。

函館の海藻、釜焚き海水塩、僕の野菜の加工品などの「オーガニックケルプ」入魂商品。それに、天然酵母パン「tombolo」のパン。

僕らは食べ物という自分達の仕事を通し、函館なりの「MY LIFE IS MY MESSAGE」を行なってきた。

ただ、僕らはこの話が進行しだしてから、随分と迷い続けていた。相馬とて、函館と同じ、海・山に囲まれた第一次産業が中心の街。未だ漁にも出れず、作付けも出来ない人達のことを考えると、例え売り上げの一部がチャリティだとしても、ズケズケと函館から商品を持ち込んで販売するということに強い抵抗感があった。

僕と吉川隊長は、何とか相馬の食材と函館の食材を合わせて、商品開発できないだろうかと知恵を出し合った。

「そう言えばさ、相馬で水ダコが試験操業で水揚げされてスーパーでも独自に検査して販売してたじゃん。タコ親善大使みたいのも現れたじゃん。隊長の<発芽雑穀とワカメごはんの素>、あれに相馬のタコを乾燥させてブレンドして<タコ飯しの素>とかどうよ?」

「いや、手に入るなら簡単にいけますよ」と隊長。

隊長はすぐに函館産のタコでプロトタイプの試作品を作り、皆で試食会も行なった。

タコの出汁が効いてて、抜群に旨い。一同、「これはイケるぞ」。

早速、この案を今回の函館・相馬連帯企画の窓口となっていた高野くんにメールをする。
高野くんも迅速に、今現在の相馬での水揚げの状況を調べてくれた。しかし、残念ながらあれ以来、タコに限らず相馬での水揚げはされていないのだと言う。

僕らは諦めずに、可能な農産物はないかどうか聞いたが、米も野菜もどれもダメ。

高野くんは現地本部長の森田さんとも相談した結果、「函館チームの気持ちは良くわかる。でもやはりない。それよりも大切なことは、皆が安心して美味しく函館の食材を楽しんでもらうことの方が大切だ」という返事をもらった。

それを受けて、「面倒臭い男」と「しつこい男」の我々コンビは、食材がダメでも何とか相馬と函館の連帯意思表明をしたい、「ならば、ラベルで」と、夜な夜なデザインの打ち合わせを繰り返す。こうしてできたラベルは、「えんどう豆」に送り、そこでラベル貼りの仕事を依頼した。
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こうして出来た商品を車に詰め込み、「えんどう豆」で完成品を受け取り、いよいよ開場、物販開始。

もう、10年以上も前の事だと思うけど、山口 洋が僕に言った言葉を思い出した。
「お前さー、オレと一緒で<whole of the moon>がこの世でサイコーの曲だと信じてるだろ?いつか分かんないけどさ、オレの音楽とさ、お前の野菜とかさ、あと何か分かんないけど、勝手に色々連鎖するような気がするんだよ。安易な異業種のコラボって意味じゃなくてね。たぶん、互いに真っ直ぐ歩いていれば、いつか色んなものが交わってさ虹が架かると思うんだよ。<whole of the moon>ってそういう曲じゃん。」

開演前の1時間で沢山の人が手にとって購入してくれた。必然なんだろうけど、まさか相馬で自分達の商品を売る日が来るなんて、僕も隊長も思っていなかった。

「互いに真っ直ぐ歩いていれば、いつか色んなものが交わってさ虹が架かると思うんだよ」

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相馬・南相馬回想録 その1

今日から数回に分けて、相馬・南相馬回想録を。

少し時間がたったけど、その分少しは冷静に、客観的に書けるかも。

11/2(金)23:30 これ以上は入らないだろうちゅーくらいの荷物を積み込み、フェリー乗船。

行き帰りの道中、僕らはガイガーカウンターを手に、こまめに線量を測定していきました。この街に暮らしている分には、僕も含めて一見とても平和です。僕らの暮らす街から、相馬・南相馬へ少しづつ近付いて行く中で、客観的且つ視覚的にその差を肌で感じてみたかったからです。

かなり大雑把に言うと、車を走らせて南下するにつけ、線量は確実に上がっていきました。(もちろん、相馬・南相馬全域が高線量ということもありません。その地形などによっては僅か数メートルでもかなりの違いがありました)

11/3(土)09:30 小さいにも程がある漁船並みのフェリーに大いに揺られ、東北道をかっ飛ばし、ほぼ一睡もせずに約10時間かけて相馬市へ到着。(同行した小野某は一度も運転変わりましょうかと口にしなかった。日頃の恨みか?)

6月に函館まで来てくれた高野くん、ガイガー柚原、えんどう豆の佐藤さん、現地本部長の森田さんらと久しぶりの再会。彼らは今夜のイベントのため、こんな朝早くから機材の搬入・会場作りに汗を流していた。

すぐに南相馬に住む高野くんが、南相馬をくまなく案内してくれる。ちなみに僕は、昨年相馬市を訪れた時には、南相馬は見ることが出来なかった。

今さら言うまでもないけど、相馬・南相馬と福島第一原発の距離感は、大間原発と函館のそれとほぼ同じであることを今一度。

高野くんの案内で、車は30km圏内から20km圏内、そして海沿い。要所要所で車を降り、街の息遣いを肌で感じる。

目の前に映るその光景とガイガーカウンターの数値に、同行した皆からは言葉が消えていった。

案内してくれた高野くんは、そんな僕らを相当気にしていてくれた。後日、ガイガー柚原からのメールにはこう記していた。「見てもらうことにどんな意味があるんだろう?」、「人の気持ちをズドーンと落としてどうする?」「人の感情をもて遊ぶのはあまりにも悪趣味じゃないのかな?と悩みました。」と。

海沿いの道は未だ道路がグニャグニャ、そこに家々があったであろう場所にはたくさんの花が置かれている。若い女性が一人小さな慰霊碑の前で、静かに長く手を合わせていた。もちろんシャッターを押すことなどできなかった。
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車は、福島第一原発から10km地点の検問まで。ここから先は立ち入り出来ない。

ここでの空間線量、そして車道のすぐ脇の落ち葉の上に置いて測定したガイガーカウンターの数値を見た瞬間、これまでに感じたことない感覚に襲われる。
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同行した誰もが無言のまま、車は南相馬市の小高地区の居住制限区域へ。簡単に言うと、立ち入りは出来るが、住んではいけませんと言う場所。要するにこの街には、原発事故後、街はあるけど人は誰も住んでいない。

小高地区に入った瞬間、その光景は一変する。

街の中心部、メインストリートで車を降りる。建物は崩れ落ちたまま、家や店は荒れ果て、そして人は誰も歩いていない。誰も。時折、車が通行し、信号だけが規則正しく動いている。そして、無音。あるべきところにあるはずの生活の音が何もない。初めて感じた無音の街の不気味さ。
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同行した誰もが、自分の暮らす函館との温度差を肌で感じ、その振り幅に翻弄されていたようだった。

6月に函館に来てくれた彼らが、「フツーに、子供が外で遊んでるよー」と言った言葉の意味がようやく体で理解できた。

怒り、自分の無力さ、自責の念、平和ボケの中の自分、エトセトラ。次から次へと容赦なく色んな感情が襲い掛かる。僕は僕で、自分の資質とこれから函館に帰ってからの役割を自覚した上で、必要以上に受けてしまってはダメだと思い、必死でそれらの感情を追いやり、ただ直視しようと必死だった。

小高地区を出て少し車を走らせると、そこには人々の暮らしがある。高野くんは小高地区から僅か数分のところに人々の暮らしがあることを見て欲しかったのか、地元のスーパーマーケット「フレスコキクチ」へ連れて行ってくれる。僕らの街にもあるショッピングモール、所謂フツーのスーパーマーケット。
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僕は早速、野菜コーナーを物色。福島県産の表示があった野菜は全部で3つ。ちなみにここのスーパーは独自に放射能の測定も行い、ダブルチェック体制で販売している。高野くんは、「これはあくまで僕の感覚ですけど」と、前置きした上で、「地元の農家を応援したいという気持ちはあります、それでも安全基準を満たしているとはわかってはいても福島県産を買うのには躊躇いがあります」と。その日の夜、地元の人達と酒を酌み交わした時に、それは人によってそれぞれ考えがあって違うのだと思った。そういうところから、家族内、コミュニティが分断されていくという現実。

それから高野くんは、僕らを自立支援研修所「えんどう豆」に連れて行ってくれた。ふんだんに木材を使った素敵な建物。施設が休みにもかかわらず、所長の佐藤さんは施設を開けて待っていてくれた。「えんどう豆」の概要や、原発事故後の経緯、利用者さんの仕事のことなど、事細かに説明してくれた。震災前は自分達で野菜を作り販売して収入を得ていたそうだが、原発事故後それが出来なくなって、利用者さんはみんな運動不足で体重も増えているんですと。一時はみんな避難したけれど、避難所生活に馴染めず、ひとりまたひとりえんどう豆に戻り、今はみんなで覚悟を決めこの街で生きていくしかないと。佐藤さんの穏やかな口調と、物腰の軟らかさに、一同ようやくリラックス出来た様子だった。例外なく僕も。

「えんどう豆」では、缶バッチを通じた支援が全国に広がっている。「くるり」や「ソウル・フラワー・ユニオン」「HEATWAVE」を始め、多くのミュージシャンが「えんどう豆」を訪れている。

佐藤さんは、「缶バッチ、実際に作ってみませんか?」と体験させていただくことに。

世界にたった一つだけの缶バッチを作らせてもらった。
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南相馬市をグルグル案内してもらい、夕刻、一旦ホテルにチェックインを済ませ、シャワーを浴び、今回相馬に来た僕らの大切なミッションを果たすべく、この日のライブ会場「101」へ。

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